今日は9月1日より 10月8日(月・祝)まで
岡崎市美術博物館で開催される「ピカソ展」を
ご紹介します。
ドイツの実業家ペーター・ルートヴィッヒとその妻イレーネは、
第二次世界大戦以後、た多面的な顔を持つピカソの仕事を
総観できる包括的な作品収集を行い、880点にのぼる欧州随一と
言われる充実したコレクションを形成しました。
本展では、ケルン市立ルートヴィッヒ美術館に遺された
彼のコレクションの中から、油彩、水彩、版画、彫刻、陶芸など
99点にのぼる多彩な作品をご紹介するとともに、友人であった
写真家ロベルト・オテロが、1960年代後半から晩年までに撮影した、
ピカソの様々な表情を収めた写真30点もあわせて展示されます。
知っているようで知らないピカソの全貌を心ゆくまで堪能できると思います。
また、岡崎市美術博物館も高台の自然の中にあるすばらしい建物です。
岡崎中央総合公園の中にあるミュージアムは、全面ガラス張りで
シンプルな建物です。
内部も光が満ちあふれ、空を見上げることができます。
恩賜池からエントランスへと続くスロープの眺めは、それ自体が
まるでオブジェのよう。訪れる人を迎えるように配置された
霧の噴水や真っ直ぐにのびた「風の道」など、
公園内の深緑とともに、トータルにデザインされた景観は
まさに「癒し」なのです。
涼しくなったら行ってみたいと思っています。
一度足をはこばれてはいかがでしょうか。