2011年01月17日

笹倉鉄平 「エデルシュタイン村へ」

どうしてセンター試験の日にこんなに雪が降るのでしょう。

昨日2日目ですが甥っ子がセンター試験に行くのに吹雪いて大変だったそうです。

でも、雪は冬をもっともダイレクトに感じるものですから降らないと寂しくもありますよね。

雪の積もった時はいつになく静けさを感じませんか?

確かに車も少なくなるからでしょうが・・・

「シーン」っと聞こえる気がしますが

私にとっては普段雑音の中で生活しているとこの静けさがたまらなくいい感じです。

外に出ると雪景色で違う町に来たみたい!

スキーしにに行きたくなります!!!


昨年11月リリースされた笹倉先生の

作品「エデルシュタイン村へ」を身近に感じました



「エデルシュタイン村へ」の”エデルシュタイン”はドイツ語で”宝石”の意。

描いた現実には存在しない空想の村に付けた名前だそうです。

雪原のきらめく様子や、遠景の村自体の輝く様子から発想を得てつけたたとの事です。


本作品の原画は、ここ最近ではかなり大きな面積のもので絵の前に立つと、雪原の手前に

実際に立って、この風景を眺めているかのような感覚を覚えますが、それを意図して、

あえてこの構図にしたのだそうです。画家本人が感じた、その時の感動を追体験できる

ような気すらしてきます。

本作品の”見所”の一つである、輝く小さな雪の粒の表現ですが・・・印刷物やPC画面上

など大幅な縮小がかかると、ほとんど見えなくなってしまうことが懸念されますし全体の

微妙な色彩感の再現もかなり難しいと思われます。ですから「臨場感」という魅力も味わって

頂くべく、充分な大きさで制作されたジクレ作品の現物を、是非実際にご覧いただくことを

お勧めしたいと思います。(版元作品解説より)


確かにPCでは手前の雪原がだだっ広い雪原としか見えませんね。

白い雪の粒を「瞬くような光」として描く表現が可能になった作品を

是非見て頂きたいと思います。

当店では常設しておりませんがご希望があればご来店に合わせてご用意いたします。


タイトル:「エデルシュタイン村へ」

技法:キャンパス・ジクレー






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この記事へのコメント
センター試験、大変でしたよね。

「エデルシュタイン村へ」なんだか懐かしいです。
ふと見たとき、去年散歩していた山道を思い出しました。
PCの前でも見える雪の表面のきらっとした小さな雪の光がすてきですね。
Posted by ちうりっぷちうりっぷ at 2011年01月17日 02:04
ちゅうりっぷさん
こんばんは!レベルは違いますが雪景色を見るとスイスが懐かしいでしょうね。私は雪が降るといつもわくわくで窓の外を見ていますが、結局ダウンを着て外の景色を見に行きます。
Posted by ariesaries at 2011年01月17日 02:16